休学したい理由は、説明できなくてもいい

大学生 休学

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休学したいけど、周りには止められる…。同じ悩みを持った大学生、休学したことのある人の話が聞きたい。


という大学生に向けて、一般的な大学生の休学理由を調査。実際に、休学した筆者の経験もまとめています。

けんたろう

僕も大学院1年が過ぎた頃、休学しました。周りからは色々な意見をもらったけど、あの時、休学して本当によかったと思います。



文部科学省による「休学理由の調査」



文部科学省が調査した結果によると、多くの学生の休学理由は以下の6つに分かれます。

文部科学省「学生の中途退学や休学等の状況について」より引用


【 理由 】【 割合 】
その他47.6%
経済的理由15.5%
海外留学15.0%
病気・けが14.6%
学業不振4.4%
学校生活不適応3.0%
平成26年9月25日 発表


圧倒的なのはその他。でも、このその他ってなんだと思いますか?



経済的な問題、病気や怪我、学業不振、学校生活が合わないなどの一般的に誰にでも当てはまりそうなマイナスな理由はほとんど具体的に記述されています。


ここから考えられるのは、「 その他 」と回答した人は、病気や怪我もなく、健康で、お金がなくて大学にいけない訳ではないく…授業にも特にわだかまりもなく、学校生活でトラブルがあるような学生ではないということがわかります。


これだけマイナスな要素が無いなら…むしろ、休学する理由は前向きでは無いだろうか。


その他に考えられる理由は、やりたいことがある・将来のために自分と向き合う時間が欲しいなどがあげられるだろう…


でもそれって素晴らしいことだと思いませんか?


ただ何も考えずに日々を過ごし、気づいたら卒業し、気づいたら就職している。気づいたら30、40、50歳と…気づいたら何もかもが過ぎていた…。

けんたろう

なんて、絶対嫌です。僕が休学した理由も、その他に該当します。

僕が、休学した理由


僕が休学した理由は「 将来が不安だった 」からです。


沖縄に移住してきた当初の僕は、生活に慣れるのにいっぱいいっぱいでした。


周りには知らない人がほとんどで…一人暮らしで衣食住と生活の基盤を整えながら、アルバイトしながら、ダブルスクールで昼夜講義を受けて…その他、芸能の舞台活動と…



毎日、目の前にあるものをこなすのに精一杯で、自分の将来のことをちゃんと考えられなかったんです。



それでも、時間はあっという間に過ぎて、気づいたら大学院もあと1年ってなってました。


その時、「 本当にこのままでいいのか?将来やりたいこと決めるのは無理だけど、ある程度の方向性も定まらないまま、ただ企業に就職していいのか? 」


と考えるようになりました。



自分の好きなことは明確で、将来は沖縄の伝統芸能と関わって、一緒に人生を歩みたい!と思っているのに、来年からは何するのか決まっていない。



とりあえず、手に職つけて週5×8時間という貴重な自分の時間を、どこかの会社のために使って、残った時間で、自分は自分の好きなこと、舞台活動をするのかと…



けんたろう

伝統芸能に触れるのが遅かったからこそ、それは無理だと思っていました。



僕には、人より時間が必要でした。琉球舞踊や組踊に関わっていない20何年間の時間を取り戻すような時間が。



取り戻せなくても、この先の時間の使い方は効率的に、過ごす必要がありました。もちろん、お金も効率的に、芸能ができるだけのお金を稼ぐ必要がありました。



そこで、休学を選びました



生活は本当に厳しかったです。アルバイトしなきゃ行けなかったし、大学院と同時に、国立劇場おきなわの養成プログラムでダブルスクールだったし…



あの時、休学していなかったら自分は、自分の将来のことをちゃんと考えていただろうか。



学業、アルバイトその他やることに追われて将来のことも考える時間もなくただただ就活して、目の前の仕事と芸能をただただやってなかっただろうかと…


けんたろう

自分自身の将来のこと、ちゃんと考えて大学生活って過ごしてますか?自分は、考えていたつもりだけど全然考えてなかったです。本気で考えたのは、休学してから…自分このままじゃまずい、真剣に考えようってなりました。

休学して損したこと



あの時休学して、今困っていること無いです。


大切な人からは、経歴的には気づつくよ思うよ。という助言もいただきました。すごく怖かったけど、卒業してから…休学したという経歴が可能性をつぶした瞬間は今のところありません。


もしかしたら、この先にあるのかもしれませんが…休学して得た学びがたくさんあります。だから、僕はそれ以上にいい道を選択できるようその学びを生かしたいです。


休学してよかったこと


休学してよかったことはたくさんあります。


まずは自分に向き合う時間が増えたこと。



自分自身のことを考える時間が増えたので、将来の仕事をより具体的に現実味のあるイメージができました。



そこで、休学での新しい発見が、WEBライターという職業の存在です。


けんたろう

WEBライターとは、ざっくり…ネットの記事やまとめ、ホームページに載せる文を書く仕事です。



もちろん、WEBライターのメリットはかず多くあります。

PC操作が爆速になったり、メールのやり取り、文章力の向上など…



パソコンを使わない仕事のが少ないこの時代で、ライターで学んだスキルは自分の強みになりました。


詳しくは別記事でまとめていますので、よかったら読んでみてください!

WEBライター メリットWEBライター、メリット7つとデメリット1つ




何より、WEBライターとして働くようになって、時間を売る仕事をあまりしなくなりました。


けんたろう

現在は、沖縄アーツカウンシルで月16日働いていますから、時間を売っているといえば売っているのですが、これはやりたいことだから満足しています!



で、リストラ時代の今、仮に今リストラされても生きていけます。


WEBライティングスキルで、時間と場所にとらわれない働き方ができるようになりました。


これが休学して得た学びであり、一番の財産です。

休学理由の書き方



大学を休学するには、どの学校も休学届を提出する必要があります。


休学届けを出すとき、休学理由で悩んでる方いませんか?もちろん、明確に理由を記載できるならそれで構いません。自分は当時、休学理由を記入するのに悩んだので、参考までに…



今、休学理由で悩んでいる人は「一身上の都合により、休学致します」で大丈夫です。


一身上の都合とは、個人の事情、家庭内の都合や問題である。ということ。それ以上、大学が聞いてくることはありません。


休学理由についてのまとめ



以上、休学理由についての調査のまとめと、自分の経験談から言えることをまとめました。



実際に休学した自分の意見としては、本当に良かったです。休学していなかったら自分の将来を考える時間はありませんでした。



休学=社会的にイメージ悪いみたいな考えもありますが、自分は今すごく幸せです。



他のみんながどんな理由で休学しているのか?という点についても、文部科学省の調査からわかる通り、経済的理由や、学業不振、学校生活と合わない、海外留学が5割に対して、その他もだいたい5割



「その他」と回答した人がどんな理由だったかという真相はわかりませんが、自分はこの結果をみた時に、



「あ、自分と同じようにマイナスな理由でもなく、休学を選択する人もいるんだ」ってなりました。



将来のことを考えて休学する、海外留学以外にやりたいことがある。その他自分の意思があって、休学する学生がいることに勇気付けられました。

だから今悩んでいる人は、もう一度自分で本当に休学したいのか考えてみてください。


友達や先輩、両親、先生、いろんな人と話してみてください。



もちろん、止める人もいるでしょう。



だけど、最終的に決めるのは自分自身。一回しかない人生なんだから自分がしたいようにして、失敗だったら失敗でいいんです。



でも、何事もそうですけど、選んだ道に正解不正解ないし、どの道に進んでもこの道でよかったなってどーせ思うもんです。


だったら、自分がしたい!と思ったことをするのが一番です。



この記事が、少しでも悩んでいる人の参考になれば幸いです。ありがとうございました。